2024-01-01から1年間の記事一覧
ダブル受賞 小春日和とは、晩秋から初冬にかけての晴れた暖かい日のこと。だいたい11月〜12月初旬あたり。このところ東京は、まさに小春日和といった日が続いています。 小春日和 Koharubiyori 日本 1993年安田祐司 作出 ↑ 上の三枚は、2024年の5月、横浜イ…
葉っぱが斑入りのバラ、第三弾 炎 Homura 日本 2007年河合伸志 作出 「炎」という名前の通りに華やかなバラ。濃い紫のクレマチスとの組み合わせが絢爛豪華です。 このバラの情報は全然見当たらなくて、交配や何かの枝変わりなのかなどもわからず。 作出者の…
好奇心は猫をも殺す 葉っぱが斑入りのバラ第二弾。 キュリオシティ Curiosity スコットランド 1971年Alexander M. (Alec) Cocker 発見 前回の「ローザ・ヘルシューレン」は長い歴史を持つオランダの家族経営のナーセリーの創業者が作出したバラですが、こち…
10番目の子 葉っぱが斑入りのバラ。 ローザ・ヘルシューレン Rosa Verschuren オランダ 1904年H.A. Verschuren 作出 作出者のH.A. Verschuren氏(1844-1918)は、オランダの小さな町、Hapsにある学校の校長でした。趣味のバラ栽培に熱中し、教育かバラかとい…
黄色いモスローズ ゴールドモス Goldmoss アメリカ 1972年Ralph S. Moore 作出 前回に続いてモスローズ、3つめ。このバラは、Ralph S. Moore氏が長年かかって作出した四季咲きの黄色いモスローズだそう。 名前は見ての如しで特に蘊蓄はないです(^^) なので…
きもかわいい? 前回に引き続き、モスローズ。 クレステッド・スイートハート Crested Sweetheart アメリカ 1988 Ralph S. Moore 作出 "Crested" (クレステッド)というのは、「とさか」とか「たてがみ」などの意味があるので、この花を囲むパセリのような…
若き日に薔薇を摘め 「トゲあってこそバラ」という意見もありますが、こちらのバラのトゲ(正確には腺毛)だらけの姿はちょっと異様な雰囲気。 ゲーテ Goethe ドイツ 1911年Peter Lambert 作出 つぼみから茎にかけて、まるで苔(モス)が生えているよう。ケ…
秋も美人(軽井沢レイクガーデン) 赤みを帯びた葉や茎とオレンジ色の花が秋はいっそう印象的なバラ。 レディ・エマ・ハミルトン Lady Emma Hamilton イギリス 2005年デビッド・オースチン作出 軽井沢レイクガーデン(2024.10)↓ 北海道・十勝ヒルズ(2024.1…
好き嫌いがわかれる味 写真↑ は、今年の春の花。中心部がレモンイエローで、何だかおいしそう。名前の「ホワイト・リコリス」は、花色が白色系でリコリスの香りがすることからついたようです。 リコリスは、甘草の根を使ったお菓子。真っ黒なグミみたいな姿…
秋バラシーズン到来 横浜イングリッシュガーデンは、今、ハロウィーンディスプレイ中。先日行った時は、ハロウィーンコスチュームを着た子供達や人形などをディスプレイと一緒に撮る人たちがたくさんいました。 芝生の広場にもかぼちゃがゴロゴロ。この広場…
軽井沢のレイクガーデンは、地形を生かしたナチュラルな植栽がとてもすてきなのですが、バラをみられるエリアが4ヶ所あります。 上の写真は、「フレンチローズガーデン」への入り口。入園口を入ってすぐ右手。 こちらには、デルバールのペインターシリーズ…
軽井沢・レイクガーデンの「クロード・モネ」 軽井沢のレイクガーデンに行ってきました。こちら、軽井沢に行ったら、必ず訪れたい、とてもすてきな庭です。いつ行ってもあまり人がいなくて、静かで、本当にリラックスできるのです。だけど、こんなに人がいな…
今年、10月14日で閉園になってしまった銀河庭園の最後の姿。いい写真が撮れたわけではないのだけれど、名残惜しすぎて選べなくて・・・ ボートレースガーデンイギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学のボートレースをテーマにしています。バニー・…
今年、2024年10月14日で18年の歴史を閉じ、閉園となった銀河庭園。訪れた日は雨が降ったり止んだりで、晴れやかな写真が撮れませんでしたが、心惹かれた風景を並べてみます。 入り付近のディスプレイ様々なダリアの花がかわいい。 フォトスポットにも見頃の…
妖精たちは何処へ? 北海道ガーデンツアーで、恵庭市の銀河庭園に立ち寄りました。こちらは、初めての訪問でしたが、それが最後の訪問となってしまいました。2006年に開園した銀河庭園は今年の10月14日で18年の歴史を閉じました。来春から開くことはなくなっ…
北海道のガーデン巡りをしてきました。 前回、富良野の「風のガーデン」のバラを取り上げましたが、「風のガーデン」をデザインされた、上野砂由紀さんの庭「上野ファーム」を訪れました。 こちらにもバラが植っているのですが、撮ってきた写真を見返したら…
岳の夢はガブリエル様に会うこと? 9月末から旅が続いて、間が空いてしまいました。旅で見かけたバラ。 岳の夢 Gaku no Yume ドイツ 2011年Kordes 作出 北海道の「風のガーデン」の奥にある「薔薇の庭」に咲いていました。 「岳の夢」は、テレビドラマ『風の…
インスタントばかりじゃね このところ飲み物シリーズになってますが、今回は「ホット・チョコレート」。横浜イングリッシュガーデン(YEG)の入口を入って、左手のローズ&グラスガーデンの塀に配されています。 ホット・チョコレート Hot Chocolate ニュー…
どうも割高な感じが・・・ 前回に引き続き、コヒーにちなむ名前のバラ「エスプレッソ」。 エスプレッソ Espresso 日本 2005年寺西菊雄 作出 濃い茶がかった赤からオレンジ、ピンクが差して、色変わりが美しいです。 エスプレッソは、深煎りで細かく挽いたコ…
左上:あずき 右上:リトルチョコ 前回、紅茶に関するバラを取り上げたので、今回はコーヒーにちなむバラ。上の写真の下側に咲いている薄ピンクのバラ。 カフェオレ Cafe Ole アメリカ 1990年Ralph S. Moore 作出 こちらもまたおしゃれな色合いのバラ。YEGの…
コレクションがやめられない 前回のバラが「ミントティー」だったので、お茶つながりのバラを。 ティー・クリッパー Tea Clipper イギリス 2006年デビッド・オースチン作出 すてきな色。オースチンのバラって、品があって名付けも含めて、ロマンチック。 「…
お砂糖入れる? こちらのバラも切り花品種です。YEGのホワイトガーデン「ローズ&ペレニアルガーデン」を囲む塀際にありました。記憶がちょっと曖昧ですが、鉢植えだったかもしれません。 ミント・ティー Mint Tea 日本京成バラ園芸 作出 切り花品種なので、…
名付けの楽しみは? 横浜イングリッシュガーデンには、切り花品種のバラも植えられています。こちらも多分切り花品種だと思います。 アンティーク・ブーケ Antique Bouquet オランダ De Ruiter 作出 De Ruiter社は、オランダのアールスメール近郊にある、切…
山の字 ファンシー・ラッフル、ファイヤーワークス・ラッフルと紹介したので、ラッフルローズ・シリーズの他のバラも。横浜イングリッシュガーデン(YEG)の「ときめきガーデン」に配されています。 グラマラス・ラッフル Glamorous Ruffle オランダ 2014年I…
「花火」という名のバラ 先週末、花火大会に行ったので、花火にちなんだバラを紹介します。横浜イングリッシュガーデンでは、鉢植えでした。↑花が咲いた状態のものが撮影できなかったので、以下の開花写真は昨年5月末に訪れた京成バラ園のものです。 ファイ…
チミチミかわいい 極小サイズの花が咲くバラです。 このバラ、名前の読み方からしてちょっとはっきりしなくて(アイミ、エミとも)、つるバラの「安曇野」との交雑によってできたとあったりします。おそらく日本で発見、作出されたものだと思います。 愛美 A…
ホワイト・ガーデン つぼみが全開したら、まさに「夏の雪」。 サマー・スノー Summer Snow アメリカ 1938年Charles H. Perkins 発見 横浜イングリッシュガーデンの白バラを集めたエリア、ローズ&ペレニアルガーデンに植栽されているバラ。 このバラは、1936…
ひらひら〜 シーアネモネと似ていますが、こちらは、つるバラです。 ファンシー・ラッフル Fancy Ruffle オランダ 2015年Interplant Roses 作出 Interplant Rosesのバラには新奇なものが多いのですが、耐病性は劣るそうです。特にオランダと気候の違う日本で…
イソギンチャク 「空蝉」「風花火」「桜貝」と紹介してきたので、もう一つ夏っぽい名前のバラを。 シーアネモネ Sea Anemone オランダ 2018年A.J.H van Doesum 作出 こちらのバラは、オランダ、ユトレヒトに近いハルメレンにある世界的な育種会社 Interplant…
思い出の品いろいろ 横浜イングリッシュガーデンの入り口を入ってすぐのところに配されていました。 桜貝 Sakuragai 日本 1996年平林浩 作出 作出者の平林浩氏は、京成バラ園芸の鈴木省三氏に続く育種家2代目。 青味系のピンクでエレガントな花姿ですが、と…