Portraits of Roses

横浜イングリッシュガーデン(YEG)のバラを中心に様々なバラを紹介します

ファイヤーワークス・ラッフル Fireworks Ruffle

「花火」という名のバラ

 

先週末、花火大会に行ったので、花火にちなんだバラを紹介します。
横浜イングリッシュガーデンでは、鉢植えでした。↑
花が咲いた状態のものが撮影できなかったので、以下の開花写真は昨年5月末に訪れた京成バラ園のものです。

 

ファイヤーワークス・ラッフル Fireworks Ruffle

オランダ 2014
Interplant 作出

少し前に紹介した「ファンシー・ラッフル」と同じラッフルローズ・シリーズのバラです。

 

「ファイヤーワークス(花火の意)・ラッフル」
菊を思わせるような花型。黄色の花びらの先端に朱色が差します。
こんな風に色変わりする花火って確かにありますね。
複色の花になるのは春で、夏の花は黄色一色の単色になるそうです。

 

先週末の花火大会では新作もあって、色変わりするものも多かったのですが、変化の途中の一番きれいと思ったタイミングに合わせて写真を撮るのが難しい。


まあまあ、雰囲気は出たかな、という一枚 ↓

 

新作花火は目に楽しいのだけれど、やっぱり情緒があって、グッとくるのは、こういう枝垂れるタイプかな・・・

昔は砂浜に座って見たこともあります。打ち上げのドンという音が体に響き、頭上に花火が広がってくるような大迫力だったけれど、人混み、熱気がすごくて。だいぶ前から湾越しに、まったり見るスタイルに。
フィナーレは、白く光る花火が、次々と打ち上げられ、柳のように枝垂れる光が重なり合う。最後の一発が最も高いところから大きく広がり、光の筋が緩やかに枝垂れ、やがて消えてゆき、名残の煙が夜空に漂う。
毎年、この花火を見終わると、夏も終わりだな、と思います。


まだまだ暑いけれど、朝、夕ちょっと秋の気配が感じられるようになってきました。
今年は夏バテがひどくて、少しでも早く秋になってほしいと願っているのですが、それでも夏の終わりというのはなんだかちょっと寂しく、名残り惜しい気がしてくるのです。