Portraits of Roses

横浜イングリッシュガーデン(YEG)のバラを中心に様々なバラを紹介します

ワーナー氏のハイブリット・ペルシカ

黄色い花のトンネル まだもう少し先

 

横浜の港のみえる丘公園に行ってきました。
バラは、まだつぼみのものがたくさんあるけれど、かなり賑やかになってきています。

 

奥側のアーチが連なっている部分には、グラハム・トーマスという黄色のバラが咲くのですが、まだ咲き始め。
盛りにはステキな黄色の花のトンネルになります。

手前の黄と赤のバラ↑ が今回、取り上げるハイブリッド・ペルシカですが、青いデルフィニュームが見事なので、もう一枚。

 

 

アイ・オブ・ザ・タイガー Eye of the Tiger

2006年 イギリス
クリス・ワーナー 作出

花の中央に入る、アイとかブロッチと呼ばれる模様が特徴的。
こうしたバラは、「ロサ・ペルシカ」というバラをもとに作られています。

「ロサ・ペルシカ」は、西アジアから中国西北部の乾燥地帯に自生する原種のバラ。写真で見ると、一重の黄色い花の中央にくっきりと赤い目模様があり、葉は青白く、普通のバラのように複葉ではなく、一枚ずつつきます。
「ロサ・ペルシカ」は、高温多湿の環境には適しませんが、交配・改良され、様々なハイブリット・ペルシカが誕生しました。

このピンクのバラもワーナー氏作出のハイブリット・ペルシカ。

アイズ・オン・ミー Eyes on Me

2002年 イギリス
クリス・ワーナー 作出

どちらも一重だけれど、インパクトがありますね。