横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーで、庭のディレクションをされている河合伸志氏作出のバラ。
河合氏は、数々の個性的なバラを作出されていますが、本来茶系・紫系のバラがお好きなのだそうです。
今回、ご紹介する「禅」も茶系の複雑な色変わりをするバラです。
ご本人はあまり評価していなかったそうですが、この庭に植えたら、ポテンシャルがすごかったというバラになるかと思います。
禅 Zen
日本 2005年
河合伸志 作出
4月半ば、まだつぼみだけ
その一週間後 花がちょっぴり開いて来ました
さらに一週間後
さらに一週間後
すごい花付きですね。
「禅」は、秋も花数が多く、さらに深みのある色合いになります。
そして春にはこんな花との共演も。
アマリリス その名は「夢みたい」
このアマリリスは、球根植物や宿根草の育種をしている小森谷ナーセリーのオリジナル。
色々なアマリリスを作られていて、それらは通称 ”コモリリス”と呼ばれているそう。
YEGのこちらは「みたい」シリーズの一つ。他に「初恋みたい」「貴婦人みたい」「舞妓みたい」「天使みたい」・・・なかなかユニークな名付けがされています。
バラに圧倒されて、うっかりすると見過ごしてしまいそうですが、春にはちゃんと見てあげないとね。
最後に「禅」をアップで。
「かわいい」「きれい」で一括りにできないバラ。
バラの美しさって多様で奥深いですね。