横浜イングリッシュガーデンのアーチのバラが見ごろを迎え、バラのトンネルができています。
アーチには、20種類くらいのバラが使われているのだそう。
今回は、トンネルの中央に配されているバラを紹介します。
アルベルティーヌ Albertine
フランス 1921年
Barbier Frères & Compagnie 作出
「アルベルティーヌ」という名前は、フランスの作家、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の作中の人物、アルベルティーヌ・シモネ(物語の語り手「私」の恋人)の名前から取られた可能性があるそうです。
『失われた時を求めて』の書名は、他の本や漫画、記事の中などで言及されているのを度々目にしてきましたが、世界一長く、難解な小説ということで有名。気になりつつも未読です。
もはや、一生読まないかもな・・・という気もしてきました。
隠居したら長編に挑戦、なんて思っていたけれど、読書体力もやっぱり若い時の方があったんだな〜と思う今日この頃。
オートクチュールのドレスを思わせるようないかにもフランスといった雰囲気のバラ。
晴れた日もいいけれど、曇天にも似合う。
バラを調べていたら、「アルベルティーヌ」という競走馬の情報が出てきました。馬名の意味は「バラの一種」という記述があったので、このバラから取られたのでしょうか?
競馬のことは全然知らないけれど、先日、東京競馬場に行ってきました。
バラ好きの方はご存知かもしれませんが、なんと競馬場にバラ園があるのです。
ダービーのイメージカラーは赤。
勝利の赤にこだわって、赤いバラが多く植えられていました。
生育状態が良いのに感心しました。JRAには芝の管理をする専門の馬場造園課があり、レースで傷んだ芝の手入れやコース整備などを行う専門家がバラ園のお手入れも行っているのだそうです。
いたる所にバラ。競馬場って広いんですね〜
この日はお天気が良すぎるくらいで、暑くなり、風も強くて、たくさん歩いてちょっと疲れました。
こちらにはバラ園だけでなくて、ナチュラリスティックガーデンもあります。草丈が高くなって、草が色づく夏〜秋はさらに見栄えがしてきそうな雰囲気でした。
ミニ新幹線のレールの周囲の植栽
競馬博物館も覗いてみました。
馬に賭けてないけれど、競馬場体験、なかなか面白かったです。
最初に像の前を通りかかった時は、ニンジン1本だったのが、2度目に通ったら増えていました。
今だに、こうしてお供物?をあげる方がいるんですね。