横浜イングリッシュガーデン(YEG)
今まで首都圏で訪れたバラ園の中で、一番気に入っているのが、横浜イングリッシュガーデンです。
こちらは、広さはそんなにないけれど、バラの種類が多いのと、バラ以外の草花、樹木が充実していて、その取り合わせが本当に見事。
山野草やグラス類のセンスも良くて、じっくり見ていると一日いられる。
桜もさまざまな種類があって、実はお花見にも良いのです。
今年は年間パスポートを購入したので、頻繁に訪れたいと思っています。
では、早咲きのバラの一つ目。
マイゴルト Maigold
1953年 ドイツ
Reimer Kordes 作出
オレンジから温かみのある黄へ、ふんわりした花形がすてきです。
横浜イングリッシュガーデンではこんな風に木に絡めてあるバラがたくさんあります。
絡めてある木はクラブアップル・レモイネイ(姫りんご)。
花はこんな感じ↓ マイゴルトは早咲きなので、年によると思いますが、今年は両者の花がかぶる期間がありました。
マイゴルトの名前は、ドイツ語で「5月の金」という意味だと思います。
作出者のReimer Kordes は世界でも屈指のローズナーセリー「コルデス社」の3代目。
コルデス社はクリムゾン・グロリーやアイスバーグ、アンジェラなど日本でも人気の高いバラを作出しています。
赤味の強めなつぼみから、金色の蕊を持つ大ぶりの花が開く。
ふんわり、たっぷり。
黄色のバラって、「幸せ」な感じ。
シーズンの始まりを告げるバラです。