Portraits of Roses

横浜イングリッシュガーデン(YEG)のバラを中心に様々なバラを紹介します

浜名湖花博2024で出会ったバラ5

マイカイ 撮影場所:浜名湖ガーデンパーク
マイカイ(玫瑰)Maikai

中国原産のバラ。
ハマナス(ロサ・ルゴサ Rosa rugosa)のハイブリッド。
原種同士の交雑種から八重咲が選ばれて、園芸種になったのではないかと考えられています。

 

中国では、ハマナスのことも玫瑰と呼び、バラ全般のことも玫瑰と呼ぶこともあるそうで、ややこしい。
中国ではつぼみをお茶にします。
血行促進、リラックス効果があるそう。

 

もう一つ、ルゴサ系のバラを紹介します。

フラウ・ダグマー・ハストラップ 撮影場所:浜名湖ガーデンパーク
フラウ・ダグマー・ハストラップ Frau Dagmar hastrup

1914年にデンマークのコペンハーゲン近郊のヴァンレーセにあったハストラップ・ナーサリーで、Knud Julianus Hastrup により発見されたバラ。

名前は、発見者の妻、Dagmar Henriette Vilhelmine にちなんでつけられたようです。

 

こちらはもうかなり咲き進んでいる様子なので、早咲きの中でも特に早く咲く品種なのかもしれません。
花は日持ちしなそうな印象。

 

原種に近いバラたち、香りがいいそうなんですが雨が降っていて、あまり感じられず。
マスクをして撮影していると、香りを嗅ぐのを忘れてしまうこともあって、後から残念に思うことも多いです。

きれいに開いた状態の花が撮れなかったので、いずれまたどこかでお会いしたら、写真を追加したいです。

 

これで、浜名湖花博2024で出会ったバラは終わりです。
次回からは、この春、横浜イングリッシュガーデンで出会ったバラたちを紹介します。