2025年、始まりました。
年初めは、和の雰囲気なので、「和ばら」シリーズのバラから始めたいと思います。
國枝啓司氏作出の「和ばら」1
あおい Aoi
日本 2007年
國枝啓司 作出
作出者の國枝氏にお孫さんが生まれた際に、そのお子さんのために作出されたバラ。
葵祭のように、雅やかで厳かな雰囲気を感じさせることから命名されたそうです。
國枝啓司氏は、1956年滋賀県生まれ。
1976年に父君の國枝栄一氏が営むバラ園に就農。
1981年よりフランス、ドイツ、オランダなど海外視察で学んだ思想や技術を活かし、世界の花屋に並ぶバラを作ることを夢見て育種家としての活動を始めたそうです。
2003年に独立し、ローズファームケイジを設園。
2006年に、日本の文化・美意識を反映した草花のようなバラのシリーズ「和ばら」をスタート。
同年からご子息の國枝健一氏も事業に加わられました。
土耕栽培で、全てオリジナル品種の「和ばら」のみを栽培する農園となり、これまでに60品種余りを世に送り出しているそうです。
夢であった、海外進出も果たされました。