ゴールドモス Goldmoss
アメリカ 1972年
Ralph S. Moore 作出
前回に続いてモスローズ、3つめ。
このバラは、Ralph S. Moore氏が長年かかって作出した四季咲きの黄色いモスローズだそう。
名前は見ての如しで特に蘊蓄はないです(^^)
なので、余談。
先日久しぶりに映画を見ました。
「名優 マイケル・ケイン引退作」の上に、「クリストファー・ノーランに愛された男」とあるのにちょっと笑ってしまった。
バットマンの執事役、なかなか素敵でした。
映画館の前を通りかかって、このポスターを見て、全然予定していなかったけれど、ちょうどいい上映時間の回があったので、見てみることに。
老人ホームで暮らす夫婦を演じる名優二人の息がぴったり、まるで本当の夫婦のよう。
若い頃は別の役者が演じているけれど、ダンスで意気投合した二人は会場を抜け出して見晴らしのいい高台へ。
そこにドッグローズが咲いていて、ちょっと二人の会話の中でも触れられる。
出会いから幾年月、年老いた今、ドッグローズの花を通して、よみがえる想い。
恋に落ちたあの日も、戦争ではなればなれになっていた不安な日々も・・・
なかなかいい映画でした。
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンは、50年ぶり、2度目の共演なんだそう。
ともにオスカーも2度受賞している。
90歳近くになって、こうした作品が撮れるって役者冥利に尽きますね。
残念ながら、グレンダ・ジャクソンは映画を撮り終えてから、昨年、公開前に亡くなられたそうですが、最後にすばらしい作品を残してくれました。
ドッグローズは横浜イングリッシュガーデンにも植っていて、撮ったことがあると思うのだけれど花の写真が見当たらない。
また来春のシーズンに撮影して紹介したいと思います。