軽井沢のレイクガーデンに行ってきました。
こちら、軽井沢に行ったら、必ず訪れたい、とてもすてきな庭です。
いつ行ってもあまり人がいなくて、静かで、本当にリラックスできるのです。
だけど、こんなに人がいなくて、大丈夫なのか? と、近頃は心配になってしまいます。
公共交通機関を使うなら、本数は少ないけれど、軽井沢町内循環バスでニュータウン入口で降りれば、すぐです。片道100円。軽井沢駅から東・南廻(外回り)に乗れば、15分程度。
気持ちのいいカフェやフレンチレストラン、ショップもあって、半日くらいのんびり過ごすのにもいいところです。
春もいいし、秋の紅葉の時は、湖に紅葉が映り込んで、とてもきれい。そして、11月頭の閉園間際、花はほとんどないけれど、様々なシードヘッドが見られる枯れ姿もなかなかに味わいがあるのです。
今年は夏の暑さが厳しく、首都圏のガーデンでは、秋バラは花付きが悪く、花が小ぶりの印象のところも。
レイクガーデンも、いつもの秋のようではないかもしれませんが、とてもきれいに咲いているバラがいくつかありました。
中でも、このクロード・モネは気持ち良さげに咲いていて、思わず、「なんてかわいいの!」と口に出して激写してしまいました。
さんざん、あっちから撮って、こっちから撮ってとやっていて、ふと通路の逆側、すぐ近くのバラの茂みの中に人がいるのに気づきました。
ガーデナーさんが茂みの中にかがみ込んで、草取りをされているのでした。
く〜、恥ずかしい。バラに話しかけていたのを聞かれたかも。
北海道ツアーで、上野ファームの上野砂由紀さんのお話を伺った時に、ガーデンの茂みの中で作業をしているとお客さんが、「あら、花がないわね」などと言っているのがよく聞こえると話されていました。
お客さんが、上野さんの姿が見えないと思っていても、「実はほとんどいつも庭にいます。」とおっしゃっていましたが、作業するガーデナーさんの姿を見て納得。気をつけねば・・・
クロード・モネ Claude Monet
フランス 2012年
デルバール作出
デルバールの「ペインターシリーズ」という絞りのバラの一つ。
他に、ピサロ、ドガ、マチス、セザンヌ、シャガール、ユトリロ、マネ、グリマルディ。
クロード・モネ(1840-1926 )は印象派を代表する画家。
ジヴェルニーにモネが作った庭は、庭園自体がモネの作品と言われ、この庭からインスピレーションを得て作られた庭が日本国内にもあります。
高知の北川村にある「モネの庭 マルモッタン」は本格的。ジヴェルニーの庭をモデルに作られた部分もすばらしいのですが、モネが地中海旅行で描いた風景からインスピレーションを得て作られた、ボルディゲラの庭は、地中海と高知の植栽が混じったユニークな庭。
庭に立つと、ここはどこ? 高知の海が遥かに望めます。
ボルディゲラの庭|高知・北川「モネの庭」マルモッタン↓
池袋・西武百貨店の屋上庭園もすばらしかったのですが、リニューアルで現在は閉鎖中らしい。ヨドバシになって存続するのかどうか・・・?
追記:屋上のフードコートは全部終了になったけれど、屋上庭園には入れました。でもお手入れの間隔があくようになったのか、池には藻が生え、落ち葉が浮かび、枯れた夏の花もそのまま、バラの枝も伸びたまま・・・少し荒れていました。
西武百貨店 ウォーターリリーガーデン↓
屋上でこのクォリティ!
ちなみに、北海道ツアーで知ったのですが、こちらの柳は、北海道の真鍋庭園からのものだそう。
レイクガーデンには、ペインターシリーズの他のバラも植えられているので、次回にまとめて紹介します。